うちの可愛い妹の話
うちの可愛い弟Tくんの話をしたので、次はうちの可愛い妹の話もしたいなあと思い筆を執りました。
「おまえどんだけ弟妹いるんだよ」「ブラコンシスコンにも程があんじゃね?」と思われてもかまわん。
可愛いもんは可愛い。そんだけだ。
1,歌が上手い
まあ、一発目でこう書いといてなんだけど私はこの子の歌が苦手だ。
これは完全に好みの問題で、私は""人間臭くて熱量の高い歌""が好きだから仕方ない。
なんたって最推しがタラチオさんだからさ。察してくれ。
とはいえ、確かに歌が上手い。
歌へのアプローチが熱心で""曲への愛に溢れている""歌なのだ。
しっかり1音1音丁寧に歌っているのが伝わってくるし、技術だって相当の時間を砕いて手に入れたことも知ってる。
才能と努力どちらも兼ね揃えた真に""愛""のある歌声だと思う。
ただ、この子がこの子自身の感情で歌わない限り私が積極的に歌を聴きに行くことはないだろう。
私への贈り物としてのあの歌は唯一好きだったよ。
2,ひどく脆い
一言で表すなら""少女性""。
子供と大人の狭間でゆらめく危うい時期。この子の場合はそれがかなり大きい。
見てて危うくなるその姿は大人たちの庇護欲を誘うことだろう。
まあ私も大概不安定な人間だからあんまり人の事をとやかく言えないのだけれど。
自分の足で歩くことを覚えないと足場が崩れた時に大変なんじゃないかと心配になる。
もしそうなれば手を掴むが、なるべくなら足腰鍛えてほしいかな。
足腰がっしりするまでは周りも私もサポートするから。
3,甘え上手
人に頼るのが上手い。
お姉ちゃんは一時妹に妬いてしまいましたよ。上手く人に頼れないから。
甘え方を知っていて、それに応じてくれる人を惹き付けられるのはこの子の人間としての魅力だと私は見ている。
結局、幸せになれるかどうかは幸せになる選択を選び続けられるかどうかだから。
甘えられる人がいて応えてもらえる環境を手に入れているのはこの子自身の才能と努力なわけよ。
それに嫉妬する方がお門違いだわな。この点に関して私は過去の自分を恥じ入るよ。
4,思いやりがある
人を思いやる気持ちって案外みんな持っていそうで持っていない。
だって、優しさは痛みを知らないと手に入らないからね。
人の気持ちがわかるからこそ「大丈夫?」を問い掛けられるし、自分が傷を受けているからこそそれだけ他人に優しくできる。
意外とね。「人の気持ちに寄り添ってみてください」って言われても誰にでもはできないものよ。
この子の""人を想いやれる優しさ""が人に甘えられる環境を作ってるんじゃないかなとも見てる。なんとなくだけど結構当たってそうよね。
5,愛される才能がある
この子の最大の武器だと思う。
人がたくさん集まれば当然ソリの合わない人間が出てくる。
もちろんこの子を嫌っている子もいるはず。私なんて人から好かれるタチじゃないから特にね。
けれど、この子は多くの人に愛される。
それはさっき挙げた「甘え上手」「思いやりがある」も理由にあるとは思う。
最大のポイントはこの子自身""愛情深い""からじゃないかな。
いつだかは忘れてしまったけれど言ってた。
「1度好きになった人はなかなか嫌いになれない」と。
我が妹ながら損な性格してるなあ。
でもこの子のこういうところが私は好き。
そしてこの子は好きな相手に対して、素直で、純真で、真っ直ぐで、なにより愛情がある。
愛情には愛情で返したくなるじゃん?
「好き」って言われたら大抵「私も好き」ってなるじゃん?
惜しみなく相手に好意を向けられるところが誰にも真似できない強みなんだよ。
ついでに言うなら、だ。
人に対して""顔""を変えていける多様性もこの子の立派な武器だと思う。
別にさ、相手によって応対変えるのなんて当たり前じゃん。
むしろ相手のことと自分のこと考えられる人じゃないと場面に応じて態度変えられないよね。
サイコロのどの目が出てもサイコロはサイコロのままなように、どんな面も自己は自己だから。
他人から見える面が1から6のどれでしょう?ってだけの話。
1だろうが6だろうがこの子はこの子だから。
あえて言うなら""臨機応変に様々な自分になれる"'能力を""変容""とでも呼べばいいんじゃないかな?
物事は捉え方次第よ、なんでもね。
多少お節介が入ったけれども、うちの妹はこんな感じの愛らしい子です。
みんなうちの子をよろしくお願いするね。