Large House Satisfaction のフリーライブレポ - 掃き溜めのコルクボード

f:id:chiyo-1215:20210430204825j:image

Large House Satisfaction(以下LHS)の無料ライブ行ってきました。

最推し(ﾀﾗﾁｵさん)以外のライブは久々だったのだが想定以上に大はしゃぎした。千代、大暴れ。

今回の箱は下北沢だったんだが、キャパが抑えめな分ガンガン音が響く響く。

大手アーティストのライブって、基本キャパ広くて音響めちゃ良くて........................が共通認識だと思う。が、完全なる個人的好みで言うと小さい箱で音響バッチリじゃない方がいいです。

なぜなら、演者がよく見えて音が全身に刺さるから。個人の主観だけどね？

特にLHSはボーカルのささくれだった歌声と叙情的なメロディーが武器のバンド。でっけえ箱でやりゃそれはそれで映えるだろうが、下北沢の狭い箱で暑苦しく歌われる方が「こういうのだよな」、となるのだ。

実際のライブも行くまえに考えてた"こんな感じかな？像"とはいい意味で変わらなかった。

ボーカルは情熱的(どちらかと言うと緩急が上手い)だったし、ベースは思っていたよりMCが洒脱で、ドラムは全身で叩いてんのか？と思うくらいパワフルだった。

というか、LHSを生で観たときに感じたものを形容するなら圧倒的なパワー。生きてる力。衝動や焦燥を掻きあつめて、丸ごと全部音に乗っけてくる感覚。

その感覚が全身を呑み込んでくる状態がずっと続いてる、そんなライブだった。

ちなみに「ニヤ」が個人的激マブ曲なのだが、中盤で歌われて心臓が灼熱になった。ありがとうの概念になりかけた。オタク。

あと、最後らへんでボーカルが絶妙にダサい動きしてて好感持った。こういうカッコイイけどちょっとダサい"メタル精神"のあるバンド大体好きになる。

フリーライブと聞いて「気になってたし行ってみるか」のノリで参戦した初LHSライブ、すげえ良かったからまた行きたい。次はコーレスしたいし拍手以外で「ありがとう」「よかった」を伝えたいな。

いい曲だからみんな聴いて。

蛇足:

ライブ後の全能感に包まれて調子乗りがちオタク、下北沢駅近くのKALDIでワインとツマミ買ってごきげんくんになりました。GWは音楽と酒で優勝します。