第2回ワインオセロやってみた
突然ですが、ワインオセロをやったことがありますか?
私はあります。地獄です。
簡単に言うと、オセロの盤上のコマを赤・白のワインに変えたゲームです。
ただ最大のキモとして、ひっくり返したコマの分だけワインを飲みます。
2020年8月31日、親友のバンギャとやったワインオセロの序盤です。
これが........................
こう。
絵面は楽しそうでもクラブに入り浸るパリピの遊びだと思って舐めてかかれば軽率に地獄を見ます。
ただ、このときは通常のワインオセロ(ワインオセロそのものが通常ではない)とは異なりほろよいを使用していました。
ほろよいによってアルコール度数はジャブ程度となる代償に「あまい」「炭酸がキツい」の二次被害がうまれたわけです。
そう........................つまり。
普通のワインオセロなら案外いけんじゃね???????????
というわけで、良心的な大人を巻き込んで再チャレンジしました。
第2回ワインオセロ in 燈屋
行燈(ゲストハウスで毎週やってる飲み会)で「ワインオセロやろう」と誘ったら快諾してくれた大人2名がこちらです。
Kさん
30代デザイナー。最近は老後のために裁縫をしている。
Pさん
40代無職。最近無職を名乗れなくなったことを悔やんでいる。
水曜に誘ったにも関わらず、金曜の夜にツマミとワインを持参して来てくれました。やったね!
ただオセロは基本的に1on1のゲームなので対戦を決めるところからはじまります。
そしてグッパーの結果"Kさん 赤、Pさん 白、私 GM"という"言い出しっぺがワインを飲まない"チートが発生しました。なぜだ。
はじめはワイン達がとんだモンスターになるとも知らずに、KさんPさんどちらも和やかにゲームを進めてました。
GMの私も事前にインストールしていたオセロアプリで盤を見やすくしながらコマ(ワイン)を用意し自主的にワインを飲んでいきます。
Kさん 「オセロやるの久しぶりだな」
Pさん「2ゲーム目までいけるかなあ」
~1時間後~
Kさん「手番どっちだっけ」
Pさん「俺、赤やっけ?」
私「GMいてよかった」
当初の想定どおりゲームは混迷を極めることに。
Pさん「最初は勝ち負けがどうでもいいけど、アルコールが回ってくると頭冴えるんやって。で、勝ちたくなるけどまたどうでもよくなる。」
K「僕は勝ちたいです。」
私「(意外と負けず嫌いだな........................)」
決着
永遠につづくと思われていたワインオセロ。しかし、とうとうピリオドが打たれることに........................。
Pさん「え、ちょっと待ってよ(暫し考える)....................................参りました!!!!」
Kさんによる会心の一手でPさんが降参。Kさんの勝利!!!!!!!!
そしてゲーム後の机は大変なことに............。こんなことってあるんだね。
私「(上から見下ろして)わ〜〜〜きれいな景色」
Kさん「おまえはな」
普段、草食動物のように温厚なKさんが口調を荒らげる魔のゲーム・ワインオセロはこうして終了しました。
その後、敗者は盤上のワインをすべて飲むインフェルノルールはさすがに無効として、普通に残りのワインを楽しみながらしゃべりました。大人、元気。(2ゲーム目は満場一致でやりませんでした。それはそう。)
私「ワインオセロどうだった?」
Kさん「遊びではない」
Pさん「年末年始とかならいいかも」
だそうです。
私としては、頭わるくなりたいときにオススメです。それ以外はオススメしません。
ワインオセロも楽しかったのだけれど、ひと回り年下の女の子の悪ふざけに付き合ってくれる大人がいる事実がなにより有難かったです。あまりにも恵まれている。
案外こういうくだらない瞬間が大事だったりするから、みんなも積極的にアホになってくれな。
※この後コタツで雑魚寝して起床後に中華屋でごはん食べてから夕方5時までアナログゲームした。大人、私より元気。