掃き溜めのコルクボード

「好き」を言葉に

もしもお店をするならこういうのがいい


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 街歩きでいろんな個性豊かなお店を見て回るうちにこう考えた。

 

 

 

 

 

 「自分が店やるとしたらどんな感じだろ。」

 

 

 

 

 

 

 そんなわけで遊びがてら空想してみる。

 

 ちなみに私は経済学の知識なんてまるで無いし、経営・経理に関しても全く明るくないのでご愛嬌でおなしゃす。

 

 まあちっちゃい頃によくやる「ごっこ遊び」の延長戦みたいなもんよ。

 

 

わたしのかんがえるおみせ

 

 

 もし自分が店やるならカフェバーがいい。

 

 

 それも昼はカフェ、夜はバーみたいな感じで営業形態を変えたい。

 いわゆるヤドカリ営業ね。同じ店だけど名前や仕組みをガラッと変えちゃうやつ。

 

 

 たぶん私がずっと1つのコンセプトの店をずっとやっててもすぐに飽きてやめちゃうからさ。

 

 

 そんで、どっちも営業する時間や日にちはテキトーで気が向いた時に開けるのがいい。

 営利目的というよりは趣味娯楽の範囲でお店やりたい。

 

 

 

 ニーズに応えるよりかは自分のやりたいようにやる、そんな店にする。

 

 

 

 だからたぶんお店の空間づくりも「the・自分 」になる。

 

 


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 参考までに自分の部屋の写真載っけるけど、この雰囲気がまんま店になると思う。

 

 

 

 趣味丸出しの本ばっかり置くし(おそらく9割型物語しか置かん)、好きな酒のビンやボトルに造花差していい感じのとこに飾りまくる。

 

 生花もキレイだけど水やりめんどいし、造花は永遠に変わらず美しいからね。飾るなら造花にする。

 

 

 あとは動物モチーフのぬいぐるみやおもちゃ並べてみたりとか。

 

 

 コンセプトは「大人のオモチャ箱」。

 

 

 

 自分の好きなもんばっかで埋めつくして""子どもっぽくて大人な空間""をつくりたい。

 

 

 360°どこ見渡しても好きなもんしかない空間、最強じゃん。

 

 

 店そのものは木造のツリーハウスにして、光沢のあって深みのある色のカウンターは絶対に置きたい。

 

 照明は暗めで、かつ目に優しい灯り。店内で本を読めるくらいには明度が高くて、眩しくなくほんのりアンダーグラウンドを味わえるくらいには暗いのがいい。

 

 メニューも好きなもんにする。

 

 コーヒー、紅茶、酒。ちょこちょこ軽食(ホットサンド、チョコレート、アボカドわさび醤油とかも)や簡単なお腹満たせるごはんもほしいな。オムライスは好物だから絶対入れる。

 

 自分でシェイカー振ってカクテル作ったり、カウンターのお客さんとのんびり世間話する時間もきっと楽しい。

 常連さんにはその人イメージのカクテル出したりね。

 

 その時その時のマイブーム音楽流せるようにそれなりの音響もほしいな。

 たまに音楽系のライブイベント企画したり、「イベントやりたいです!!!」って人応援して破格で場所提供したい。

 

 ............この歳にして自分より若い人達でアーティスティックな活動に精力的な人を見ると無性に応援したくなる(現在21なのでそれより若いとなると20歳以外)。

 

 

 あとお客さんが書いた物語の冊子やイベント告知のビラあったらもらっといて、冊子は専用のラックに、ビラやフライヤーは店内の壁に貼っとく。

 

 そういうパッションというか、夢で満たされてるのいいよね。見てるだけで力もらえそう。

 

 あとは、そうだなあ。

 月に何回か記念日つくりたい。

 

 テキトーでいておもしろいやつ。

 なるべく「秒で思いつきました」ってくらい簡単なのがいい。

 

 例えば「シティーハンターの日」はモニターでシティーハンター流してXYZを飲む、とか。

 「ぐーたら感謝の日」は店内で仕事の話は禁止、代わりにスナック類は値引き!、とか。

 「こどもの日」には大人用のお子様ランチ開発してさ、みんなでお子様ランチをつまみにお酒飲むのも楽しそうだよね。

 

 そういうくっだらない日を日常的ななんでもない日に組み込んで面白可笑しくしたい。

 

ビッグサイズの趣味

 

 21のガキが何言ってんだ、と思うかもしれないけれど"自分の店を持つ"ってそこまで気負うことないんじゃないかな。

 

 そりゃ、店構えるだけで大変だしオープンしてるだけで維持費はかかるし厄介事なんていくらでもあるだろう。

 

 それでも「自分だけの空間がある」「やりたいことを自分の意思でできる」ことを考えると""ビッグサイズの趣味""くらいに捉えても良さそうだよね。

 

 ここ最近、いろんなお店まわっていろんな経営者の人と話してて感じたこと。

 

 それともうひとつだけ。

 

 もし自分が店やるなら「居場所がないと感じる人」に優しい空間にしたい。

 

 私が言ってるのは物理的にというよりは精神的に。

 「1人になりたいけど人がいないと寂しい」「独りは嫌だ」「心の安寧がほしい」。 そういう人たちに場所を提供したい。

 

 私は店に行った時の「人はいるけれど個人に干渉してこない距離感」が好きだ。

 

 こちらが会話を求めれば応えてくれるけれど、決して「店主」と「客」、あるいは「客」と「客」以上に踏み込んでは来ない。

 それでも人の気配は感じられるし、その場にいる時は1人であって独りではない。その微妙な温度を感じられる空間を自分の手で創り出せるなら最高だろう。

 

 完全に夢物語の話だけれど、こうやって「もしこうならああしてこうして...」と空想に耽ってみるのもおもしろい。

 

 もしも頭ん中でやった「お店屋さんごっこ」を現実にしたら教えてな。

 1回くらいは遊びに行くし気に入ったら通うよ。