営業再開した古本屋に行ったら「まちあるき」に御一緒してた
2ヶ月ぶりに営業再開したなタ書さんに早速行ってみたら「まちあるき」に参加する運びとなりました。
そもそも「まちあるき」って何?となるでしょうけど、なタ書店主・藤井さんのガイドで高松市の街中をふらっと歩いてみようというフランクな企画です。
話には聞いてましたが、私は今回初参加。
参加者は、なタ書店主・藤井さん、福岡からいらしたNさん、私の3人。
なかなかに不思議なメンツで散策してきました。
本屋ルヌガンガ
なタ書のすぐ目の前にある大井戸や「忍者bar 開かずの間」という謎のbarを教えてもらったり。
21年地元に住んでるのに一切知らなかった情報を教えてもらいつつ道を歩く。
到着したのは以前からお名前を存じていたお店、本屋ルヌガンガさん。https://www.lunuganga-books.com/
入ってみると、店内は清潔感のある白い壁で本が美しく並べられている。それも本屋だけれど本独特の古い香りがしないから不思議。
進んでいくと奥には2人掛けと4人掛けのテーブルがあり、ちょっとしたカフェスペースになっている。 机の上に飾られている紫陽花が空気をやわらげてくれていた。
さらに店の1番奥のスペースは、幅の広い階段状になっていて段ごとに座れるようにしてある。絶対に居着く自信がある。というか客居着いてるだろ。
そしてテーブル席の脇はドリンクを注文できる場所がある。
メニューは、コーヒーやダージリン、さらにはペリエ梅酒ロックハートランド。デザートにジェラートも有りました。真っ昼間からでも酒が飲める本屋、素晴らしい。
「そこからは自由に」ということだったのでNさんと一緒にハートランドを注文し、直瓶で味わいつつ談笑した。
途中から藤井さんも混ざり、四国のことや俳優さん女優さんの話、お酒の話や近隣のおもしろいお店の話をしながら過ごした。
ガイドさん顔負けの藤井さんと品の良くてよく笑う素敵なNさんとの会話は、わくわくと落ち着きが同居したような心穏やかな気分になった。ハートランドもすすむすすむ。
NさんとLINEを交換した時点で店に入って2時間が経過していた。さらには、3人でのまちあるきが想像以上に楽しかったこともあり第2回が決定した。早い、流れが。
Nさんは、帰りに私がオススメしたジェーン・スーさんの「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」を購入していった。
途中まで一緒に歩きつつ、私はいつものサンリンシャへ。
まさかのなタ書Uターン
サンリンシャ(よく行く雑貨屋さん)に遊びに行ったらハスイさんから「徳島から来られたKさんがなタ書に行きたいみたいだから連れていってあげて」と言われ、まさかのUターンをキメました。
...........................こんなことある?
Kさんはサンリンシャにちょこちょこ遊びにくるお客さんで、なタ書が気になっていたけれど1人ではなかなか入れなかったそう。
まあ外観がこんな感じなので無理もない。
なタ書までの案内を頼まれたもののさすがに「それじゃ、私はこれで」と放っておくには申し訳ない&不安を察知したので先んじて店内に入ることに。
「階段が急なんで気をつけてください。」と注意しておくことも忘れない。
藤井さんはいつものスペースでビールを飲み唐揚げを食べ始めていた。自由(いつもどおり)。
本日2度目のなタ書店内で雨音を聞きながら、ゆっくり本を眺めたりブログをしたためたり。のんびりやっておりました。
藤井さん、Kさんと3人で和やかに話すひとときも時間の流れがゆっくりで心地よかった。
いや、そんなこともなかった。
前に聞かせてもらったプロ無職の話(なタ書に通ってた筋金入り無職の方々)の続きを聞いて爆笑したり、仕事や結婚、はては藤井さんの奥様の話をしたりした。
挙句、「空峯ちゃん、無職になったら?」と究極の選択肢を提示されるなどした。
Kさんからも無職の素質を見出された。全くもって穏やかではない。
なタ書のソファと反分同化しかけた頃、スマホを確認すると時刻は19時前でした。
さすがに時間も時間なので、Kさんと一緒に店を出る。
帰りに「空峯さんが居なかったらきっとお店に入れませんでした」とお礼を言われたけれど初対面の人間とそこまで話せるなら十分1人で行けたと思う。Kさんもこの界隈で生きていける逸材だった。
そんなこんなで私の慌ただしい1日はなタ書で始まりなタ書によって締めくくられた。
ちなみに来週は2回来店予定があるのだが少なくとも大人しい日にはならないだろう。