掃き溜めのコルクボード

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強すぎたから神様にデバフかけられた 後日談


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 これは前回の後日談、というよりはただの日記。

 

後日談

 

 前回のブログについてはこちらをどうぞ。

 

強すぎたから神様にデバフかけられた - 掃き溜めのコルクボード

 

 

 私のブログを読んだとある人からこんなメッセージをもらった。

 

 「こういうのサイトに載せない方がいいんじゃない?公の場だし。」

 

 「鍵垢でやった方がいいと思う。」

 

 

 まあもちろん私の意思は変わらなかったから構わず文を書くのだけれど。

 

 お昼ごはんを食べた後になんとなくモヤモヤしていたので某喫茶店に向かい、マスターに思い切って聞いてみた。

 

 「私の疾患についてブログで書いたんですよ。」

 「私の文を読んで自分の症状に名前があることに気づく人やきっかけにして問題と向き合おうとする人がいればいいなと思って。」

 「でもコレコレこういうことを言われて。」

 

 マスターは頷きながら私の話に耳を傾けてからこう言った。

 

 「それで腹が立つと。」

 

 「あははははは!まあ、そういうことです。ちょっとイライラしてます。」

 

 私は話を続けた。

 

 「例えば、本が1冊あるとして。」

 「この本が読みたければ買うなり、借りるなり、目の前にあれば読めばいいでしょう?」

 「その本が読みたくなければ読まなきゃいいだけの話じゃないですか。」

 「わざわざ出版者に連絡して「書くのやめたら?」って言うのは正直なところお門違いじゃないですか。」

 

 「マスターは自分が書いた文章を読んで「嫌な気持ちになった」って言う人がいたら書くのやめますか?

 

  マスターは言った。

 

 「やめんな。

 

 さらにこんなアンサーが返ってきた。

 

 「俺もいろいろ言われるけど興味関心がない。そらなんかやったらなんか言われるわな。」

 「そこにあるカーネーションを3000人が見てたら嫌な気持ちになる人もいる。」

 「この酒を見て恋人とデートに行った時のことを思い出して嬉しくなる人もおるやろ。嫌な気持ちになる人もおるかもしれん。けど、酒に罪はないやんか。」

 

 「それは書く人の問題じゃなくて向こうの問題や。書いたものじゃなくてその人の心にあるねん。

 

 (なるほどなあ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!さっすがマスター!!!!!!!!!)

 

 「ありがとうございます!元気でました!」

 

 それからノートに向かってブログの構想を書いたり気になった本を読んだりして自由に時間を過ごした。

 

 店を出る時には私の顔は笑っていて、晴れ晴れとしたさっぱりした気持ちになった。

 

 それはともかくとして、このお店のカフェオレはいつでも美味しい。

 この日もいい店でした。

 

 後日談の後日談。

 

 某雑貨店にて。

 

 「こういうことがあったんですけど、Hさんはどう思います?」

 

 「それはあなた小さいよ。Kさんを見てみな、そんなことで悩むと思います?」

 

 「いや、思わないっす。」

 

 「でしょ?股の間から猫が産まれる人間になりなさい、筋トレしな?」

 

 (予想着いてたけどいつも通りだなこの人...。)

 

 それからの話

 

 1日を振り返って考えたこと。

 

 私はあくまで自分の文章でだれかの気持ちに寄り添いたい、ほんの少しの支えになりたいだけです。

 だれかを傷つけたくて書いてるんじゃない。

 

 それでも読んで不愉快になるなら、むしろ読まないでくれ。

 

 私は99人に無視されてもたった1人に刺せればそれでいい。

 

 シリアスな話以外にも純粋に明るい/楽しい文章も書いてくから、私の文章をどう扱うか君自身で決めてくれ。以上だ。

 

 読んでくれてありがとう。